ハイハイし始めた赤ちゃん用のお菓子食べくらべ(iHerbで買ったパフ編)

最近子供の月齢が上がってきて、おやつが食べられるようになりました。三食の食事が基本なのはもちろんですが、外出時やチャイルドシートに座っているときなど、ぐずった時の対処に大活躍するんですよね。

今回はiHerbで購入したベビー用のパフ(一口サイズの小さなお菓子で、真ん中に穴が開いているドーナツ型のタイプ)を紹介したいと思います。赤ちゃんにも大きすぎず、また真ん中に穴が開いていて、万が一のどに詰まっても空気が通るという比較的安心して食べさせられる形状になっているので、特にHappy baby(以下ハッピーベビー)のものを上の子の時から愛用しています。もう一つの理由として、指先の知育じゃないですけど、指でつまむという動作が赤ちゃんの脳への刺激になることを期待して、この小さなお菓子を好んで買っております。

余談ですがこのお菓子(というかこういったベビー用の自然なお菓子)、ご飯食べない系のお子様にもオススメです。うちの上の子もご飯、特に野菜を食べないマンで、例えばうどんを食べるときに自分のお椀にちょーっとでも刻んだちいちゃいネギが入っているだけで「野菜入ってる!取って!」と言ってくるくらいです。そこでね、お友達が言っていた「パッケージに野菜が描いてあるおやつは、ごはん」を、うちでも採用させていただきます~。見て下さいこのパフ。今私の横には、明日開ける用のハッピーベビーのパフがあります。これにはりんごとブロッコリーが描いてありますね~!ん…!?ということは…!?このパフ、おやつじゃなくてごはんですね!!!これ食べたら「わ~今日はブロッコリー食べたね!!」って言えます!!必死か(必死です)。私は別にね、ずーーっとグミばっかり食べてても、何か口に入れてくれてるならいいと思うんです。でも、でも、、、なんかたまにズーーンとくる時があるんですよね。そんな時にお母さんにもお子様にも優しいこのお菓子ごはん、登場させます。

しかしこのパフたちはベビー用お菓子だけあって、普通のお菓子大好きマンには味気ないかもしれません。後述しますが、Gerberシリーズが個人的に他のメーカーより味がしっかり付いている気がするので、こちらをお試しになるといいと思います。それがダメなら…うーん、おばちゃんもっと別のお菓子ごはん探してくるから、待ってておくれよ!!

では本題に戻らせていただきます。

今回紹介するお品は

  1. Happy babby organics
  2. Plum organics
  3. Sprout Organics

の3種類です。こんなに種類があるとは知りませんでした。探せばもっとありそう!?

この3種類を商品ごとに紹介しようと思ったのですが、めちゃくちゃ大きな差があるわけではないので、三つを比較しながらみていきたいと思います~!

先ほどちょっと書きましたが、Gerber(以下ガーバー)のパフは個人的に他より甘みが強いかなと思い、今記事が「ハイハイする月齢の赤ちゃん向けのお菓子」ということで入れませんでした。月齢や年齢が上がればもちろんとても良いお菓子だと思います。

ちなみにガーバーのリルクランチのトマト味(8カ月以上)が、大人が食べても美味しいくらいの味付けでした。(笑)ピザ味のスナックで、2人目以降の育児の基準がゆるゆるになった私でも「これ本当に8カ月の子が食べれるの!?」と思いました。なんなら私が食べてもちょっと辛いくらいだよ。このスナックは鉄分とビタミンEが補給できるそうです。お菓子ごはんじゃん(まだ言ってる)。

お菓子を開封したらすること

まずこのお菓子を開けたら、気密性の高い容器に移し替えることをオススメします。

赤ちゃんは一度に沢山食べられませんし、特に台湾は湿度が高いので速攻で湿気ます。うちでは上の子が一緒に食べたがるのですが、それでも3日は持ちます(個人によります)。シナシナしてたらあんまり美味しくないです。

私は開けたらジップロック3袋分くらいに小分けにして保存します。

  1. かさばらず、持ち運びやすい(お菓子の容器可愛いんですけど、かなりかさばります)
  2. 蓋がしっかり閉まらないタイプの容器が多いので、入れ換えておかないと不慮の事故で中身が飛び出る
  3. 汚れた手のまま触る、赤ちゃんがひっくり返して散らばせたりするので、小分けにしておくと比較的清潔

などの理由でこれに落ち着いています。

ちなみにこのお菓子、木くずのようなカスが大量発生して、開けるときにファサァっと出てくることがあるので注意しましょう。掃除がかーなーり大変です(笑)

いつから食べられる?

ハイハイし始めた子用のお菓子、と紹介しましたが具体的には

  • お腹が床に触れることなくハイハイできる
  • 厚みのある食べ物を、大きな塊で食べる
  • あごを使い、歯茎で食べ物をつぶして食べる
  • 親指と人差し指を使い、食べ物をつまむ

ことができる赤ちゃんが、このお菓子の適用となるそうです。(iHerbサイトのハッピーベビーの項目より引用)どのパフもだいたい同じ基準でした。

何カ月から、ではなく「何々ができるようになってから」という基準なんですね。ちなみにうちの子はハイハイできるようになったのが10カ月になってすぐでした。それからあげ始めたので、もっと早くから食べることができる子もいるということですね。

うちの子は呑み込みが上手くできないためまだほとんどペーストに近いものを食べていたのですが、これは口の中で唾液で小さくなってくれるので食べることができるようです。私が言うまでもないですが、お子さんが飲み込むことができるかどうか確認してからあげましょう。

いつまでに食べればいい?

 商品によって異なりますが、一週間経つ前に食べきってしまうのが良いようです。湿気るとぶっちゃけかなり美味しくないです(笑)

サイズ感、見た目

サイズは親指の爪程度、真ん中に穴が開いているドーナツ型です。

赤ちゃんが親指と人差し指でつまむのにちょうどよい大きさになっています。

つるつるしていないので口の中にとどまり、急にスポッとのど元に入ってしまうことは少なそうですが、無いとは言い切れないので注意してあげてください(#^^#)

内容量

どのくらい入っているの?一回量は?ということですが、

ハッピーベビー:内容量60g/一回分7g/9回分

(ちなみに、ガーバーの内容量より40%増量してます、ですって。そんなことガッツリ書いてもええの!?(笑))

プラム:内容量42g/一回分7g/6回分

Sprout:内容量43g/一回分7g/6回分

一回分はどれも7gで同じ量のようです。

全体の内容量としては、ハッピーベビーが増量中で他より3回分程度多いようです。

含まれている栄養素や商品の特徴

ハッピーベビー
  • グルテンリー
  • コリン25㎎で脳と目の健康をサポート
  • USDA(米国農務省)認定オーガニック
  • コーシャ食品
  • 遺伝子組み換えでない
  • カリフォルニア州認定オーガニック
  • Bコーポレーション認定
  • 一回分に一日の推奨摂取量の10%相当のビタミンC&E
  • 一回分に一日の推奨摂取量の20%相当のビタミンB12
  • その他鉄分など配合
  • 有害な農薬の残留なし
  • BPA,BPA,フタル酸エステル不使用包装
プラム
  • 本物の野菜と果物で作成
  • 14種類の必須ビタミンと23種類のミネラル(一日の摂取量の約10%のビタミンAと、鉄分と、23㎎のコリン)
  • 全竜穀物を使用して焼き上げ
  • USADオーガニック
  • オレゴンティルスによるオーガニック認定
  • BPAフリー
Sprout
  • USDAオーガニック
  • 着色料、香料等不使用
  • 4gの全粒穀物使用
  • 酸化防止としてローズマリー使用(ローズマリーは”各種油脂の酸化劣化防止、色素退色防止、乳脂肪劣化臭・酸化臭の抑制、矯臭などに効果があり、熱安定性にも優れています。”/引用➁だそうです。)
  • Non GMO
  • グルテンフリー
  • BPAフリー

全体的に着色料等不使用で、ケースにまでこだわりが見られます。

大きく違うのは含まれる栄養素で、比較のため表にまとめてみました。味気ない表ですみませんw

単位は%で、一回分中に含まれる栄養素の、乳幼児の一日に必要な摂取量における割合を表しています。

赤い丸で囲んであるのは、その中で一番含有量が多いものになります。

こう見ると各々で特に多く含まれている栄養素が違ってくるのが分かります。どの栄養素を特に摂取したいか?で選ぶのもいいかもしれません。

私なんかは子どもがあまり食べないタイプなので、まんべんなく栄養素が取れるものがいいな~と思いますが、良く食べるお子さんや、他のもので栄養素を補っている場合などは、逆に摂り過ぎない方がいいのかなとも思います。一日分の栄養素!とまではいきませんが、美味しく栄養を補える補助食品としては大変ありがたいかなと思います。

コーシャ食品とは?

先ほどコーシャ食品という言葉が出てきたのですが、知らなかったので調べました。以下ジェトロさんの「日本産農林水産物・食品輸出に向けたコーシャ調査報告書」より引用させていただきます。

①コーシャとは

「コーシャ(KOSHER)」とはヘブライ語で「相応しい状態」「適正」を意味する。ユダヤ
教の戒律に基づく食規定であり、その認証は専門の「ラバイ(ラビ)」と呼ばれる宗教指導
者が原材料、製造工程の実地検査を行った上で判断する。

 

➁コーシャ認証とは

コーシャ認証はユダヤ教の正典である旧約聖書に基づいたものである。基本的な考え方
は以下のとおりであるが、処理方法等詳細については各認証団体に確認する必要がある。

 摂取してはならないものの排除:
肉類(鳥以外)は

  • コーシャ→蹄が分かれておりかつ反芻をするもののみ(牛、羊、ヤギ、鹿)
  • 非コーシャ→豚、馬、ウサギ、犬、ラクダ

鳥類

  • コーシャ→捕食性のあるもの、猛禽類等、旧約聖書が食用に禁止する鳥がある。飼育されたアヒル、ニワトリ、カモ、キジ、ハト、ガチョウ、コジュケイ
  • 非コーシャ→鷲、カモメ、カラス、ダチョウなど

 

水産物

  • コーシャ→うろことヒレのついている海魚、川魚
  • 非コーシャ→タコ、イカ、ビなどの甲殻類、ウナギ、貝類など

 肉類と乳製品の分類:
「子山羊をその母の乳で煮てはならない」(旧約聖書出エジプト記 23 章 19 節と申命記 14 章 21 節)を「肉と乳製品を混食してはならない」と定義し、食品などの規範として定めたものである。すべての食物が肉コーシャ(Meat)、乳製品コーシャ(Dairy)、植物原料等どちらでもない中立なものを示す「パラベ」コーシャ(Pareve)の三つに分類される。コーシャ認証マークの横に「M」「D」「P」等で表示されることが多い。
肉製品と乳製品を混食してはならないとする分かりやすい例として、敬虔なユダヤ教徒は、チーズバーガーを食べることができない。肉製品を食した後は、一定の時間を経過してから乳製品を口にする。

 

以上引用させていただきましたが、元のPDFではユダヤ系イスラエル人のキッチンの様子などが説明してあり面白いので是非ご覧になって下さい。

 

以上、3商品を紹介してみました。

それぞれ特徴が違うので、どれがオススメとは特筆しませんが、商品を選ぶ際の参考になればなと思います。

お粗末様でした!

 

引用・参考文献

  1. Iherb商品ページ
  2. 三菱ケミカル株式会社ライフソリューションセクター:酸化防止剤ローズマリー抽出物
  3. 日本貿易振興機構(ジェトロ):日本産農林水産物・食品輸出に向けたコーシャ調査報告書